広島県では毎月26日ぐらいの発売のオピニオン雑誌､月刊ウィル。創刊が今年の1月号で今月で８号目なんですが､定期購読者を増やしてるみたいです。
内容は､かなり､いってます。先週紹介した本とは正反対。
いまは､こういう考え方のほうが､圧倒的に勢いがあるということでしょうか。私の周りにも､この雑誌を紹介したら､気に入りそうな人が､たくさん居そうですし。

本屋をしているから､なんとか知ってる程度の出版社ワック出版から､でてるんですけど､編集長は､元週刊文春編集長の花田紀凱さんだそうです。
文春でも､ここまでは､書けなかったんだろうなという色が､強烈にでています。
ちょっと､今は無き､『噂の真相』のようでもあります。
でも､産経の『正論』ほど､読んでいて不快にならないのは､編集者の能力の差なんでしょうか。

２ヶ月ぐらい前に､家の前の空いてるスペースにはった芝生が､きれいな緑になってきた。
みんな一度は憧れるという芝生に､私も手をだしてしまったのだ。
約４坪ぐらいだと思うけど､ホームセンターで芝生代は4,000円ほど､別に土や肥料を5,000円ちかく買ったけど。でも安いような気がする。
でも､４坪じゃ､芝刈機は買えんなぁ。どうしょうかな。

うちの長女おとめは７歳になりました。３年前の写真に比べるとすっかり中年のおばさんですが､今だに夜は玄関の中で寝てます。

愛国心なんて言葉が好きな人には､絶対に受け入れられない本の出版社｡高文研の仕事だな､感じさせる『未来をひらく歴史』。
もっと話題になって売れるだろうと､思っていたんだけど､それほど売れてないですね｡５年程前に扶桑社の出した本のほうが､読んでいて心地よいと感じる人が､圧倒的に多いいということでしょうか。

自称左翼かぶれの私でも､この本を､日本の学校教育で使うのは､どうかと思いますもん。

本の半分以上は､日本の国家犯罪で､中国や朝鮮の人が､どれだけ苦悩を受けたかという内容で、第３章『侵略戦争と民衆の被害』のページは､自民党の国会議員の先生が見たら､怒り狂いそうな話が続きますから｡
中国や韓国の人が､どう思ってるか知ることは重要だけど､歴史観を共有するということは､相当に難しいということが､よくわかる本だといえそうです。

でも､日本が折れて妥協点を､見出さないと､いけないと､私は思ってますけど。ここまで､こじれてしまう前に早く手を打たなかった責任も日本側にあるでしょうし。
今の靖国の問題も。

小学一年生の､長男の話によると､クラスのほとんどの子（うちの長男が言うだけで､実はクラスで１０人ぐらいかもしれない｡）が防犯ブザーを持っているらしい。
今日も､友達の中で自分だけが持っていないと､妻に訴えていた。
この辺でも､しゅっちゅう不審者情報なんてものが､聞こえてくるから当然なのかもしれない。今は１個400円ぐらいから､あるものだし。
どうしても、自分も欲しいと､言い張る長男なんだけど、うちの家の窓からは､学校の下駄箱で靴を履いたとこから家の前まで､ずっと見えてしまうんですよね。（ちょっと古いですけど､）残念！

抱えているものが多いいせいか､私には蒸発願望がある。

まーみんな多かれ少なかれリセットして､知った人のいない町で､暮したいなんて思いはあるんだろうけど。
今、そんな人に受けてるのか､吾妻ひでおの『失踪日記』売れてます。

私は世代的にギリギリ､少年チャンピョンに連載していた『ふたりと5人』を知っているので､一世を風靡した漫画家という印象があるんですけど｡いわゆるオタクではなかったので代表作?の『ななこＳＯＳ』はタイトルを聞いたことがある程度ですけど。

『失踪日記』評価が高いだけあって､興味深く読めましたけど､私はホームレスは､絶対にできないな､と思いましたね。賞味期限の切れたコンビニ弁当は平気で食べれますが､吸殻の雑じった残飯は漁れないだろうな。それに私､物欲が強いし､人恋しい方ですから。それ以前に､子供は､かわいい盛りですし。

でも、絶対できないとわかっていても､少しだけ憧れちゃいますね。

雑誌ラピタの連載をまとめた『スバルを支える職人たち　スバリストと呼ばれる根強いファンの心を掴む』が発売になってます。
連載もだいたい読んでたんだけど､物作りに､かける思いに感動させられる本です。
スバルって､なんかいいですよね。他所のマネをしない孤高の技術で勝負してるということが､マニアの心を掴んでるんですよね。
評判の良い水平対向６気筒エンジンを使った､もっと私の物欲を刺激するようなクルマをだしてくれないかな｡と思ってるんですけど。（アメリカで発売が始まったＢ９ﾄﾗｲﾍﾞｯｶはデザイン的にどうもダメですね｡）
熱狂的なファンがいるスバルなんですけど､資本提携してるＧＭの経営不振と､国内の販売が芳しくない事で､今後の見通しが明るくないようです｡株価もこの３ヶ月程で２割ぐらいは落ちてますし。

俗な話ですが､富士重工の株を買おうかな､と今､迷ってるんですよね。

この本読むと､何年後かには､きっと､業績が上向くような気がするんですよ｡

３月にフジテレビの奇跡体験アンビリバボーで紹介された、全盲のピアニスト＆バリトン歌手の北田康広さんのコンサートを地元で開催したいという強い熱意を持った方から、相談を持ちかけられた。
正直いって、ワイドショー的なテレビ番組に取り上げられた全盲のピアニストと聞くと､ちょっと引いてしまったんだけど､試しにＣＤを聴いてるうちに､私も､この人のコンサートを､生で聴いてみたいという気持ちが強くなっている。

どうなるのか､まだ全くわからないけど､上手くいけば半年後ぐらいに神辺文化会館でというのに、協力しようと思ってる。
音楽しかもクラシックなんてものには疎い私でも、なんか心を動かされるんですよね。
『障害があって､しかも不幸な生い立ちなのに凄いな』　と言ってしまえば、そうなんだけど､それで感動するのもアリかな、なんて思ちゃいました。

Ｅ−ｈｏｎのページで『ＣＤことりがそらを』の曲のさわりだけは試聴できます。良かったらどうぞ。
私が１枚注文したら、今は在庫なし取り寄せになってしまってますが。