店長・重政の読書日記
本屋ほど楽しい商売はない。これで儲かれば最高。でも世の中そんなに甘くない。
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学校図書館にお薦め。
2007,11,30
「いのち」と「こころ」の教科書 手塚治虫からのメッセージ
ブラックジャック・アトム・ブッタなどの名作漫画の中から中・高校生に読んでほしい話を8つ、筑波大学の副学長さんが選んで解説を書いたという本。
ほとんどが読んだことのある話だけど、やっぱりいいですね。
道徳を評価をつける教科にして検定教科書もできるという、私は賛成したくない話がありましたが、もしもこの本を使うのなら大賛成です。
この本に描かれてることが心に響く、そんな人間にうちの子も育ってほしい。なんて思ちゃいましたよ。
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通院終わり。
2007,11,29
今日は顔の神経がどれぐらい繋がったかを診てもらいに病院に行く日。
もうほとんど治っていて薬も出してもらってないのに、1時間ぐらいは待たされるのが苦痛なのだけど、お世話になったお医者さんに次は4週間後に来てくださいと言われると、すっぽかすわけにもいかずで。
本日やっと、もう来なくていいことにしてもらえた。もう少し時間がかかるけど完治するでしょう、とのことで。
待ち時間に読んだ本は 「円の未来 欲望と欺瞞のマーケット」
一時はドルと世界の基軸通貨を争うような勢いがあった円が、このままだと近い将来アジアの国でも受取りを拒否されるようになるだろう。それをくい止める為に必要なことは、高付加価値な製造業の立て直し、そのためになすべきことは理系教育に重点をおいた教育改革。というようなことが書いてありました。よく言われることで、そのとおりなのは確かだけど・・。それって簡単じゃないよな。というのが読んだ感想。
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暴飲暴食の3日間。
2007,11,28
25日の日曜と月曜が、神辺町内の商売人のおじさんやおじいさんと行く関西方面へのバス旅行で、昨日の夜はしこたま飲んでしまった忘年会。生ビール2杯・ワイン1本以上あと焼酎もという量を飲んでしまった。のわりには今朝はすっきり起きれたのだけど。
2ヶ月続けた食べたり飲んだりしたものを書き留めるというのも、かなりいい加減になってしまった。その結果、3日で約2キロ増。
減らすのは大変でも増やすのは簡単なことを実感。
今日からまた頑張ろう。
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ほぼ10歳。
2007,11,23
10年前の1月3日に店の駐車場にダンボール箱に入れて捨てられていた、通称お姉さん・うちの飼犬『おとめ』の推定の10歳の誕生祝い。
5歳の次男が「お姉さんの誕生日は何時なんかな。」とうるさいもので、誕生日は祝日の今日に決定。人間だと還暦が近いぐらいなのかな。
お祝いにワッフルをあげたら、味わわずにひと口で食べてしまいました。
上品な顔立ち(私にはそう見える)をしてますが、傷害で前科3犯の困った奴です。
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楼門。
2007,11,16
うちの家の西側、隣の隣の家(国道に面した角の家)が建替えられることになって、趣きのある門も解体されることになるみたい。朝、店に行く前に写真を撮ったのだけど、昼には足場が組まれてブルーシートで覆われていた。
実用性がなく、維持費もかかるものだけど、2度と造れないものがなくなるのは寂しく思えてならない。おそらく百年近く前からあるのだろうし。
なんという名前のものなのかネットで調べてみた。どうやら、
楼門(ろうもん)
というものらしい。普通の民家にあって、現存してるのは相当めずらしいのではないかな。 仕方ないけど勿体無い。
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マスターカントリー。
2007,11,12
親父のことで、病院の待合で半日過ごす。
持参した週刊誌と新書2冊をほぼ完読。
この外国人と結婚してヨーロッパで暮らす日本人女性が書いた本、タイトルだけみると、扶桑社とかの本みたいなのですが、
外からでないと、見えないことが色々書いてあって私の好みに合いました。ウンチク本としてもお薦め。
アジア・アフリカの国で一度も植民地になってない国は、厳密にいうと、日本とタイだけなんだそうです。
一度も植民地になったことがない日本
講談社+α新書 358−1C
デュラン・れい子/〔著〕出版年月 2007年7月 税込価格 880円
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子供サービスの日。
2007,11,11
ゾウやライオンは居ないけど、いい動物園だよ。という噂を聞いたので
高知県立のいち動物公園
まで行ってきました。朝7時出発で。
評判通り、動物が生き生きしてる。
最近は、だいぶましになってきたけど、近くの市立動物園のような動物愛護団体に怒られるんじゃないかな、というような感じがぜんぜんない。
オオアリクイやビーバーなんて私は実物を見るのが初めてという動物もいた。
小学3年の長男に興味を持ってほしい絶滅危惧種や動物の進化に関する資料展示も充実してる。
子供と行くレジャーに関しては異常にケチなのか、入場料が大人1000円で乗り物にひとつ乗ると500円というようなとこには行く気がしない。実はTDLも嫌い。並ぶのと人混みが我慢できないし、なにが楽しいのかがよくわからない。
太平洋の浜辺にある
ヤ・シィパーク
と桂浜に寄って、子供に初めての太平洋と坂本竜馬像を見せてもやれた。
病気をしたり、別の予定が入ってしまったりで、久しぶりに子供と一日中一緒に過ごすことのできた、いい店休日でした。
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営業適齢期。
2007,11,7
学校図書館関係の提案営業で、行ったことのない学校を何校か訪問させてもらっている。
どこで買っても物は一緒の物販だけの営業ではないので、いい年して人見知りな私でも、それほど苦にならない。まだ売上に結びついてはないけど。
この辺で、今は、うちにしかできないことで、学校にとってもメリットがあることなので、上手く説明できれば、乗ってきてくれるはずと思ってやっている強みがある。
相手先によるのは勿論だけど、学校に出入りする商売は、今の自分ぐらいが営業の適齢期のような気がします。30しょぼしょぼでは、知らないことが多すぎるし、50過ぎて管理職の先生が同年代か、年下になると、それはそれで新規のとこに顔は出せなくなるような気がするし。
本屋を続けられるかどうかは、これから5年程が勝負なような気もするし、今が頑張りどころなのは確かなわけです。
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重政をググる。
2007,11,3
昨晩あったPTAの忘年会で、この日記を見るには
『重政』
でググると1ページ目にでるといい加減なことを言ってしまったので、今も本当にそうかなとやってみたら、ちゃんと5番目にありました。
新たな発見は、うちの隣の家の私より1つ若い息子が大妻女子大で講師をしていることと、重政という名の掛軸の通販サイトができていること。社長が重政さんだからとかではないようだから、重政という言葉の響きが古美術なんかに合うという理由で付けられたんでしょうか。なんか気になります。
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百葉箱。
2007,11,2
長く学校の備品教材を扱っているのだけど、初めて
百葉箱
という物を売らせてもらった。
福山市の管財課に見積書を出してのものだから、大した利益がないものだったのに、水平を出してコンクリートを流して基礎をするというのが、どう考えても私一人ではできない仕事だったので、色々とお世話になっている三町工務店さんに頼みこんでやってもらうことに、
僅かな手間賃でお願いしたのに、一級建築士2人という贅沢な人員で3時間かけて完璧な設置をして頂けました。
百葉箱って、いかにも学校って感じで、懐かしい響きの言葉ですよね。
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