萬生堂の現況

2019年の9月に、ちょうど平成の期間の31年間営業した店舗を閉めて、創業の場所(神辺小学校の北門近く)で、外商をメインとした営業形態に変わりました。

店舗は6坪という個人の書斎のような広さになりましたが、本屋を続けていますので。

                                2020年2月 代表者 重政 明宏

 

                                                             

 

■ 沿革 ■
1931年(昭和 6年)
神辺小学校の北側、かつての正門に近い場所で教科書と学用文具の店として5坪の広さで創業。
1937年(昭和12年)
店を12坪に広げる。本、文具はもとより、鞄や運動靴なども売っていたらしい。
1958年(昭和33年)
個人商店から有限会社に。今と違って神辺町内に同業者がなく子供の数もどんどん増えて、儲かっていたようです。
1961年(昭和36年)
店舗を15m西に移転、広さ35坪に。この頃三日市通りに5坪の支店を出店。
1980年(昭和55年)
ニチイ神辺店の2階に22坪のテナントショップを出店(三日市支店は閉店)
1988年(昭和63年)
本店の売上がほとんど無くなった為、現在の国道313号沿いに移転。(広さは95坪に)
1994年(平成 6年)
ニチイ店の売上が低下、正月も休めないのに赤字なのが、我慢できずに退店。
(ニチイ神辺店の建物は現在はパチンコ屋さんになっています)
1997年(平成 9年)
店舗を20坪増築して115坪に。(この頃が売上はピークでした)
2002年(平成14年)
少子化と国道313の交通量減少、あと出版不況の噂が聞こえ始め、売上の下降が始まる。
2006年(平成18年)
深安郡神辺町だったのが福山市に吸収合併された為、更に経営環境が厳しくなる。
2007年(平成19年)
この頃より何か得意なものを持たないといけないと思い学校図書館に係わる仕事に力を入れだす。
2010年(平成22年)
町の個人経営の書店が絶滅危惧種であるというようなことが言われだす。
2015年(平成27年)
売上は減っても店舗を続けていける方法を切実真剣に模索中・・・・。
2019年(平成31年)
国道沿いの店舗を9月23日で閉店しました。 創業の場所 川南3109番地で、狭い店になりましたが営業は継続してます。